注連縄(しめなわ)・注連飾り

注連縄(注連飾り)も門松と同様、年神様を迎えるために飾りつけられるものです。ここは年神様をお迎えする神聖な場所という意味で、神棚、玄関、床の間などに注連縄を張ったり、注連飾りを飾ったりします。
天照大神が岩戸に二度と隠れないよう縄を張ったという日本神話に由来し、縄で結界をつくることで神のしめる場所を表しています。さらに、そこに不浄なものが入らないよう魔除けの役割もあります。
このように、もともとは神社と同じように、注連縄を張り巡らしましたが、次第に簡略化され、門や玄関などにしつらえるようになりました。

注連縄イメージ

いまでは、縁起のよい飾り物をたくさんつけた注連飾りや輪飾りなどがよく使われています。
注連飾りには、ウラジロ(清廉潔白・長寿)やユズリハ(子孫繁栄)、ダイダイ(家運隆盛)など、縁起のよいものがあしらわれています。


注連縄、注連飾りは松の内が終わったら外し、小正月の左義長(どんど焼き)で燃やします。

ページトップへ

Menu

暮らし歳時記 Facebook