日々の便り

2026年04月05日

春爛漫の「清明」。燕が到来し、潮干狩りも楽しい季節

4月5日は二十四節気の「清明」。「清浄明潔」の略で、万物がけがれなく清らかで生き生きしているという意味です。すべてのものが春の息吹を謳歌する頃です。
南東から吹いてくる穏やかな風は「清明風」、この頃に静かに降る雨は、「発火雨(はっかう)」や「桃花の雨(とうかのあめ)」などと呼ばれています。若葉の緑が雨に濡れていっそう清らかに見え、雨もまた素敵です。

また、今日から七十二候の「玄鳥至(つばめきたる)」です。
「玄鳥(げんちょう)」とは燕(つばめ)の異名で、燕が南の国から渡ってくる頃という意味です。「玄鳥」のほか「つばくろ」「つばくら」「つばくらめ」などの古称もあります。

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燕は、作物に害を及ぼす虫などを捕食する益鳥として大切にされてきました。カラスなど天敵に襲われにくいためか、人家の軒先などに巣をつくるので、子育てに励む姿もよく見られますね。昔から、燕が巣をつくる家は縁起が良いといわれています。
春休みやゴールデンウィーク中、出かけた先のサービスエリアや道の駅に巣があることも。見かけたら優しく見守りましょう。

また、春は潮干狩りなどの磯遊びのシーズンで、貝の旬の季節でもあります。
多くの貝は夏に産卵するので、春から栄養を蓄えはじめ、身がふっくらとして味も良くなります。潮干狩りでアサリやハマグリなど今が旬の貝を獲るのも楽しいですね。

【季節のめぐりと暦】二十四節気
【季節のめぐりと暦】七十二候
【暮らしのまつり・遊び】春/潮干狩り
【旬の味覚と行事食】春/春の貝

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