日々の便り

2026年04月30日

百花の王、「牡丹」の咲き誇る頃。「藤」「芝桜」の絶景も

4月30日から、七十二候では「牡丹華(ぼたんはなさく)」になります。花々が咲き乱れる中、「百花の王」といわれる牡丹の花が開花する頃です。
牡丹の華やかな姿は、美人の例えにもなっています。「立てば芍薬(しゃくやく)、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」という言葉を聞いたことはありませんか。

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まっすぐに伸びた茎の先に華やかな花をつける芍薬は、すらりとした美人に。横向きの枝に大輪の花を咲かせる牡丹は、華やかな女性が座っているかのよう。百合はしなやかな茎の先にうつむき加減に花が咲き、風に揺れる様子を女性が優美に歩く姿に例えています。
容姿だけでなく立ち振る舞いも美しい、そんな美人を表しているようです。

また、4月の中旬からゴールデンウィークの頃、藤や芝桜が見ごろを迎えます。
藤はマメ科のつる性落葉樹。藤棚から長く垂れさがるうす紫色の花房は美しく、風に揺れると甘い香りが漂います。多くの園芸品種があり、現在では世界各地で植えられていますが、日本で「藤」といえば、通常は「野田藤(ノダフジ)」を指し、樹齢何百年といわれる藤の名所も多くあります。

芝桜は、北アメリカ原産の多年草。茎が横に這うように広がり、春には赤やピンク、白、紫などの小さな花を咲かせ、花の形が桜に似ているので「芝桜」と呼ばれます。
株いっぱいに花がつき、満開ともなると花のじゅうたんを敷き詰めたようになるので、色違いの花を組み合わせて花畑に絵を描いたり、グランドカバーとして土手などに植えたり、広く利用されています。

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