5月21日は「小満(しょうまん)」。二十四節気のひとつで、陽気が良くなり、草木が成長して茂り、動物や植物にも活気があふれる頃。万物が満ちはじめ、秋にまいた麦に穂がつき、出来具合に少し満足して、ひと安心するという意味があります。
農家では田植えの準備がはじまる時期ですが、西日本では梅雨のように天候がぐずつく「走り梅雨」が見られます。すでに梅雨入りした沖縄では、この時期を次の二十四節気の「芒種(ぼうしゅ)」と合わせて「小満芒種(スーマンボース―)」と呼んでいます。
七十二候では「蚕起食桑(かいこおきてくわをはむ)」に入ります。蚕の繭から絹をとるため、昔から人々の暮らしを支える重要な生き物として、蚕は大切に育てられてきました。その蚕が桑の葉を盛んに食べだす頃。ひと月ほどで、白い糸を吐きながら繭を作りはじめます。
一昔前までは、女性たちがその働き手となり、日本全国で盛んに行われてきた養蚕ですが、今は蚕を見たことがないという人も多いでしょう。養蚕にまつわる風習やことばもご紹介しています。
【暮らしの知恵】暮らしのヒント/養蚕の豆知識
さて、庭の片隅や道端で「どくだみ」が咲いているのを見かける頃です。
独特な匂いがあり、勝手にどんどん増えるので雑草のように思われていますが、昔から「十薬(じゅうやく)」と呼ばれるほど様々な薬効がある植物です。今はハーブのひとつとしても親しまれています。どんな楽しみ方、役立て方があるのでしょうか。
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2026年05月21日

