6月21日は二十四節気の「夏至」。「立夏」と「立秋」のちょうど真ん中で、一年でもっとも昼が長く夜が短い日です。太陽の通り道が地軸に対して90度で、北半球では正午の太陽がほぼ真上に近いところを通ります。
三重県二見浦では、5月頃から7月頃に、大小仲良く並んだ夫婦岩の間から朝日が昇ります。日本には夫婦岩がたくさんありますが、岩の間から朝日が昇るのは大変めずらしく、特に夏至の頃は、約200㎞先の富士山の背後より昇る日の出となることから、特別な光景です。
七十二候では「乃東枯(なつかれくさかるる)」の時期です。「乃東」というのは「夏枯草(なつかれくさ、かごそう)」、「うつぼ草」の異名で、冬至の頃に芽を出して、夏至の頃に紫色の花穂が黒ずみ、枯れたように見えます。この花穂は、昔から洋の東西を問わず生薬として利用されていたそうです。
そして、6月21日(6月の第3日曜日)は「父の日」です。「母の日」に比べて影の薄い「父の日」ですが、母の日と同じくアメリカ発祥で、1980年代ごろから日本でも祝うようになりました。枝豆のおいしい季節になり、ビールのお供に欠かせないというお父さんも多いはず。枝豆をつまみに、のんびりくつろいでもらうのも良いですね。
おつまみの定番「枝豆」は、大豆をまだ青いうちに収穫したもの。大豆は豆ですが、枝豆は野菜に分類されます。大豆にはないカロテンやビタミンCが豊富に含まれ、しかも大豆の栄養成分である良質のタンパク質や抗酸化成分も含んでいます。枝豆のタンパク質に含まれるアミノ酸の一種はアルコールの分解を促し、肝機能の働きを助けてくれるので、「ビールに枝豆」は栄養的にも良い組み合わせです。
【季節のめぐりと暦】二十四節気/夏至
【季節のめぐりと暦】七十二候
【旬の味覚と行事食】夏/枝豆
2026年06月21日

