日々の便り

2015年12月12日

お正月の準備を始める「正月事始め」は「煤払い」からスタート!

「新年を迎える準備シリーズ」第2回は、「正月事始め」についてご紹介します。

12月13日は「正月事始め」で、「煤払い」「松迎え」などの正月の準備にとりかかる日とされています。
正月には年神様(としがみさま)という新年の神様が家々にやってきて、「五穀豊穣」「子孫繁栄」「無病息災」など、1年の幸福をもたらしてくれるとされています。その年神様を迎えるために、1年の汚れを払い清めることが「煤払い」で、門松にする松を山に採りに行くのが「松迎え」です。

江戸時代、江戸城で12月13日に「煤払い」をしたことから、この日を「正月事始め」とし、江戸の庶民も「煤払い」に精を出したそうです。
この「煤払い」が大掃除のルーツですから、大掃除は単なる掃除ではなく、深い意味があったんですね。

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現代でもそろそろ大掃除にとりかかる時期。計画的に少しずつ進める人、集中して1日で終わらせる人、やり方はさまざまですが、できるだけ効率的に終わらせたいものですね。大掃除を始める前に、掃除のコツをおさらいしてみませんか?

【暮らしを彩る年中行事】お正月
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