日々の便り

2023年05月14日

日頃の感謝を伝えたい「母の日」。旬の「枇杷」がおいしい頃

5月の第2日曜日は「母の日」。お母さんに日頃の感謝の気持ちを伝える日です。日本の母の日はアメリカの母の日が伝わったもので、カーネーションが母の日のシンボルになりました。赤いカーネーションの花言葉は「母の愛情」。5月の誕生花でもあります。

日本では、「母の日」が普及した当初のカーネーションは造花でした。戦後「全国未亡人団体協議会」などが中心となって販売し、母の存命する子は赤いカーネーションを、母を亡くした子は白いカーネーションを胸につけたりしました。しかし母がいるかいないかで色分けをすることで、子ども心を傷つける心配があることや、義母に育てられている子どもの迷いなどに配慮して、1960年からは同協議会でも赤一色に統一されました。
現在は生花が中心で、色も赤ばかりではなく、ピンクやオレンジなどカラフルな色合いも楽しまれています。
母の日のプレゼントとして、お母さんの好きな花を選ぶ傾向もあるそう。色とりどりの花束や豪華な紫陽花などの鉢植えも人気があるようです。

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さて、5月が旬の果物「枇杷(びわ)」が出回る頃です。昔はあちこちの庭先で見かける身近な果実だった枇杷ですが、最近は実が美しく大きい品種が多く出回り、高級な果物のひとつとなっています。多少お値段は高いものの、上品でさわやかな甘さや、果肉のみずみずしさは何ともいえません。旬の時期が短いため、今ぜひ食べておきたい果物といえるでしょう。枇杷の生い立ちや、おいしい枇杷の選び方や食べ方などをご紹介します。
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