日々の便り

2025年08月07日

二十四節気「立秋」、七十二候「涼風至」でも残暑厳しく

8月7日は「立秋」。二十四節気のひとつで、この日から立冬の前日までが暦の上では秋となります。立秋以降の暑さを「残暑」といい、「暑中見舞い」も「残暑見舞い」に変わります。七十二候では7日から「涼風至(すずかぜいたる)」に入ります。涼しい風が吹きはじめる頃という意味です。

朝晩吹く風に少しずつ涼しさが混じるのを感じ、空を見上げれば、うろこ雲や鰯雲が、移ろう季節を知らせてくれて、「暦の上ではもう秋か」と感慨にふけりたいところです。しかし、今年の猛暑はまだまだ続くそうです。引き続き夏バテ予防、熱中症予防もしっかりとしながら秋の兆しを待つばかりです。

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最近は涼をとる道具として、携帯できる扇風機が流行っていますが、ひと昔前は「うちわ」が活躍していました。今ではイベントや街頭で広告宣伝用ツールとして配られることも多く、最近はアイドルなどの「推し」を応援するグッズとしても活用されていますね。実はうちわの歴史は古く、紀元前の古墳時代まで遡ることができます。意外と知らないうちわの活躍ぶりや名前の由来など、うちわのまめ知識をチェックしてみてくださいね。
【暮らしの知恵】暮らしの道具/うちわ


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