日々の便り

2023年05月03日

GW真っ只中、「博多どんたく港まつり」開催

5月3日は憲法記念日、日本国憲法が1947年5月3日に施行されたのを記念し、1948年に制定されました。ちなみに、日本国憲法が公布されたのは11月3日、「文化の日」です。
翌4日は「みどりの日」。1985年に、5月3日と5月5日に挟まれた4日を「国民の休日」とし、3連休になりました。それ以前は4月29日が「みどりの日」でしたが、2007年から4月29日が「昭和の日」となり、「みどりの日」は5月4日に移りました。

さて、5月3日4日の2日間、「博多どんたく港まつり」が開催されます。
「博多どんたく」とは、新年を祝う「博多松囃子」が起源とされ、840年以上も続く伝統行事です。明治5年に一時中止されましたが、その後再開し「博多どんたく」といわれるようになりました。戦時中も一時中断されましたが、戦後に復活し復興の力となりました。コロナ禍で2年間中断したものの、2022年は規模を縮小しての開催、そして2023年は4年ぶりの通常開催となり、博多っ子の熱狂が目に浮かぶようです。

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昔ながらの「博多松囃子」や、市民の思い思いのパレード、花自動車のパレード、総踊りなど、盛りだくさんの祭りで、参加者、見物客含めてゴールデンウィーク中、日本で一番賑わう祭りといわれています。
ちなみに「どんたく」というネーミングは、オランダ語のZondag(ゾンターク、休日の意)からきているそうです。しゃもじを持って踊るのは、昔、見事なお囃子に浮かれたおかみさんが、しゃもじを持ったままお囃子に参加したことから始まったといわれています。昔から市民に愛され、守られてきた祭りです。

【暮らしを彩る年中行事】ゴールデンウィーク

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