2月28日から七十二候では、草木が芽吹きはじめる頃という意味の「草木萌動(そうもくめばえいずる)」になります。葉が落ちた後にできた冬芽は、じっとこの時を待っていたのでしょうね。
中でも「猫柳」は、冬の間、硬い殻に包まれていた花芽がいち早く殻を破り、中から柔らかな毛に覆われた銀白色の花穂が姿を現します。最大の特徴は、なんといってもここのふわふわした見た目。これが猫のしっぽのように見えるので「猫柳」の名があります。かわいらしさと温かみを感じて、思わず触れてみたくなりますね。
猫柳は春の訪れを告げるものとして、古くから親しまれ、春の季語にもなっています。
ふわふわの花穂のヒミツや、「猫柳」のほかにもある面白い名前など詳しくはこちらをご覧ください。
【暮らしのまつり・遊び】春/猫柳
さて、明日からは3月で、和風月名は「弥生(やよい)」です。暖かな陽気になり草木がいよいよ茂るという意味の「弥生(いやおい)」がつまって「弥生(やよい)」になったとか。「弥(いや)」は「いよいよ」「ますます」などの意味で、「生(おい)」は、「生い茂る」というように草木が芽吹くことを表しています。
さらに、旧暦の3月は桜が咲くころなので「花見月(はなみづき)」、「桜月(さくらづき)」、「花月(かげつ)」などの別称もあり、どれも春らしくてステキな名前ばかりですね。
また、3月1日から3月14日まで東大寺二月堂の「修二会(しゅにえ)」が行われます。二月堂の本尊、十一面観音菩薩の宝前において国家の安泰や人々の幸福などを祈る悔過法要です。「お水取り」「お松明(たいまつ)」とも呼ばれ、奈良に春の訪れを告げる行事として親しまれています。
【季節のめぐりと暦】七十二候
【暮らしのまつり・遊び】春/猫柳
【季節のめぐりと暦】和風月名
2026年02月28日

